ニュース 家電 作成日:2012年1月31日_記事番号:T00035081
鴻海科技集団(フォックスコン)がソニーからメキシコおよびスロバキアのテレビ工場を買収したことで同製品の受託量を確保しており、これにより緯創資通(ウィストロン)は大きなダメージを受けている。ウィストロンは第1四半期のテレビ出荷台数が前期比約40%減の120万台まで落ち込む見通しで、今年通年の出荷目標を800万台から600万台まで大幅に下方修正した。31日付経済日報が報じた。
ウィストロンはこれまで、テレビの受託生産で急速な成長を続けてきた。しかし今後テレビブランドによる生産委託量に限りがあるとみられる中、最も外部委託に積極的とされるソニーからの受注を鴻海に握られている。このため、ウィストロンのテレビ出荷は今年25〜30%のマイナス成長になると証券会社は予測している。
林憲銘ウィストロン董事長も、ノートパソコンなどは今年成長が見込めるとしているが、テレビについては悲観的な見方だ。同社は今年のテレビ関連の設備投資額を昨年の6億台湾元(約15億4,000万円)から3億元まで縮小するとの観測も出ている。
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