ニュース 石油・化学 作成日:2012年1月31日_記事番号:T00035082
台湾中油(CPC)は、第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、年産能力23万5,000トン)が4月初旬にも閉鎖するが、第2四半期はハイシーズンで川下の需要が強まるため、現在3基のエチレンプラントの設備稼働率を9割に引き上げている。日本の商社を通じて今年10万トンの調達契約も結んだ。31日付蘋果日報が伝えた。
黄登祥・中油石化事業部執行長は、第3ナフサ閉鎖でエチレン供給が20万~30万トン減少するが、スポット市場での調達を合わせ年間で20万トンを輸入する計画で、上半期は川下メーカーへのエチレン供給に問題はないと語った。
川下メーカーは、中油の第3ナフサが閉鎖しても、不景気でエチレン需要が例年より少なく、打撃は小さいとみている。しかし需要期には相場が上昇すると予測している。
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