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HTC、Q1出荷900万台も


ニュース 電子 作成日:2012年1月31日_記事番号:T00035083

HTC、Q1出荷900万台も

 31日付工商時報は、スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の第1四半期出荷台数について、在庫消化が順調に進めば、市場予測700万~800万台を上回る900万台(前期比10%減、前年同期比7.7%減)に達する可能性もあるとの見方を伝えた。ただ同社は昨年第4四半期末時点で70万台の在庫を抱え、今年第1四半期の部品調達について慎重な姿勢を見せており、市場では同期出荷台数で800万台を超えるのは難しいとの悲観的な見方が大半を占める。

 第1四半期売上高についても工商時報は、既存機種の販売状況がよければ大幅な値下げを行う必要はなく、900億台湾元(約2,300万円)以上を保つとみている。

 ただ、昨年第4四半期から売れ行きが急激にが下向いたHTCは、発注した製品の納期延長や返品ができず在庫が膨らんでいるという。

 なおHTCは来月末からスペイン・バルセロナで開催されるモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でハイエンド2機種を発表し、第2四半期中にも大量出荷する予定だ。新機種投入で業績回復を図れるかどうかに注目が集まる。