ニュース その他分野 作成日:2012年2月1日_記事番号:T00035101
今年の台湾の景気見通しについて経済界では、第1四半期に底を打ち第2四半期に急反発するという「V字回復」予測が相次ぐ中、台湾経済研究院(台経院)景気予測中心の孫明徳主任は31日、「景気が本格的に上向くのは下半期に入ってから」と慎重な見解を示した。孫主任は、第2四半期は前期より小幅回復するにとどまるとみている。1日付工商時報が伝えた。
台経院はまた、今年の台湾の域内総生産(GDP)成長率予測値を11月発表の4.22%から3.96%に下方修正した。洪徳生・台経院院長は、国際情勢が予測よりも悪化していることが主因と説明した。消費者物価指数(CPI)上昇率についても、需要の弱まりから物価の上昇が抑えられるとして、11月時点の予測値1.73%から1.46%に下方修正した。
なお台経院は同日、製造業とサービス業の業況と今後半年間の景気見通しを数値化した「営業気候観測指数」について、12月分の調査結果を発表、ともに前月から下落した。製造業は、前月比1.12ポイント下落の88.5ポイントで5カ月連続の下落、2009年2月以降過去32カ月で最低だった。サービス業も7カ月連続で下落し、同1.45ポイント下落の87.73ポイントと、過去31カ月で最低を記録した。
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