ニュース 運輸 作成日:2012年2月1日_記事番号:T00035107
中国海運大手、中国遠洋運輸集団(COSCO)は、高雄港の第6コンテナターミナルに出資する方向で交渉を進めており、早ければ今年上半期にも合意に達する見通しだ。1日付経済日報が伝えた。
「中遠自豪輪」。高雄港に入港した船舶としては過去最大だ(31日=中央社)
第6コンテナ埠頭(ふとう)は、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)傘下の高明貨櫃碼頭が運営を担当している。高明貨櫃碼頭は株式をCOSCOのほか海外の海運会社に放出する意向で交渉を進めている。COSCOは1年以上前から同埠頭への出資を打診していた。実現すれば、COSCOは中国の海運会社で初めて、台湾の港湾設備に出資を果たすことになる。
高明貨櫃碼頭は現在、第2期となる埠頭2カ所の増設工事を進めており、2014年9月に完成予定だ。
一方、COSCOの1万3,000TEU(20フィートコンテナ換算)クラスの大型コンテナ船「中遠自豪輪」は31日、高雄港に初寄港した。COSCOは既に高雄港をアジア~欧州航路の寄港先に追加した。同社のアジア~欧州航路は、中国の天津、大連、青島、寧波を経て高雄に到着、その後塩田(広東省)、シンガポールに寄港し、スエズ運河経由でハンブルク(ドイツ)、フェリクストウ(英国)に至る。
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