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台湾向け汎用樹脂、2月は2%値上げ【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2012年2月1日_記事番号:T00035109

台湾向け汎用樹脂、2月は2%値上げ【表】

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、台聚集団(USI)、亜洲聚合(アジア・ポリマー)などは2月の汎用樹脂価格を平均2%引き上げた。背景には米国などによるイランへの経済制裁強化を受けた原油価格の上昇懸念や、川下メーカーが春節(旧正月)連休後の在庫補充を開始したことで需要が高まっている状況などがある。1日付蘋果日報が伝えた。

 値上げ幅は、ポリ塩化ビニル(PVC)が1キログラム当たり1台湾元(約2.6円)、ポリプロピレン(PP)が同2元のほか、▽高密度ポリエチレン(HDPE)▽低密度ポリエチレン(LDPE)▽直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)▽エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)──のエチレン系樹脂4種はすべて同1.2元。

 値上げにより台塑、台聚、亜聚のほか、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)、華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチック)なども2月業績への貢献が期待できる。