ニュース 電子 作成日:2012年2月1日_記事番号:T00035116
欧州債務危機が長引き、パソコンブランド各社が新興市場へのシフトを加速する中、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、聯想集団(レノボ)、ヒューレット・パッカード(HP)、サムスン電子などがブラジルに照準を定めている。1日付電子時報が伝えた。
エイサーは、欧州での売上高構成比を下げ、ブラジル、インド、インドネシアなどの新興市場に重心を移す方針だ。中でもブラジルで昨年第4四半期から出荷台数を引き上げており、今年第2四半期にはさらに増加する見通しだ。通年出荷は前年の2倍の100万台、同市場での販売台数は700万台を目指す。
ブラジルPC市場は現在、HPが首位で、2位は現地ブランドのポジティボ・インフォルマティカ。サムスンも低価格戦略やテレビとのセット販売などでシェアを急速に伸ばしている。
一方、ASUSはブラジルに管理職を派遣するほか、インド市場でも駒を進める。インドで提携パートナーを4,000社まで拡大し、11都市に支店を設置する計画で、今年の出荷台数は昨年の2倍以上の50万台を目指す。さらにインド西海岸のゴア州に物流倉庫を設置する予定だ。
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