ニュース 電子 作成日:2012年2月1日_記事番号:T00035117
DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)と瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は31日、昨年度の決算発表を行い、両社とも景気低迷の影響を受けて赤字となった。1日付工商時報が報じた。
パワーチップは昨年第4四半期の純損失が88億6,800万台湾元(約228億円)で、過去5四半期で最悪となり、昨年通年でも221億2,800万元と過去2番目の赤字額を記録した。譚仲民・同社副総経理は、第4四半期にDRAM価格の下落を受け減産を実施したこと、およびレックスチップへの投資による損失が影響したと説明した。
レックスチップは昨年、上半期に23億7,000万元の利益を計上したが、第3四半期には32億7,800万元、第4四半期は53億4,300万元の損失を出し、通年では62億5,200万元の赤字に転落した。
DRAM4大手の昨年の業績は、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の純損失が過去最悪の398億8,000万元、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)も過去2番目に悪い210億300万元の赤字だったと発表しており、4社の損失額を合わせると892億8,000万元と、金融危機が発生した2008年の1,593億元に次ぐ規模となった。
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