ニュース 電子 作成日:2012年2月1日_記事番号:T00035118
米半導体大手、テキサス・インスツルメンツ(TI)は、スマートフォンやタブレット型パソコン向けに開発したプロセッサー「OMAP5」(28ナノメートル製造プロセス)、「OMAP4」(45ナノ製造プロセス)の生産を、聯華電子(UMC)にほぼ全面的に委託したのに続き、「OMAP3」(45~65ナノ製造プロセス)の一部についても、UMCに生産を委託したもようだ。1日付工商時報が伝えた。
OMAP3はこれまで主に台湾積体電路製造(TSMC)に生産が委託されていた。UMCへの生産委託拡大は、OMAPがスマートフォンやタブレットPCに続々と採用されていることが背景にあるとみられる。TIからの発注増で、UMCの12インチウエハー工場の稼働率は予想よりも早く90%以上に達するとの見方が強まっている。
TIは2007年に45ナノ以下の微細製造プロセスの自社開発を中止し、TSMC、UMC、サムスン電子、グローバル・ファウンドリーズ(GF)など大手ファウンドリーとの協力を拡大している。
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