製靴２大手の豊泰企業および宝成国際集団（ＰＣＣ）は2011年、生産量がともに過去最高を記録した。２日付工商時報が報じた。
豊泰の昨年生産量は前年比16.7％増の6,977万足だった。同社は昨年、ナイキの世界販売量全体の６分の１以上を生産した。また同社の昨年12月連結売上高は、海外工場の売上増加で、前年同月比24.65％増の35億7,600万台湾元（約92億円）、通年では前年比13％増の351億元と、ともに過去最高だった。
宝成国際は、傘下のスポーツ用品生産・販売大手、裕元工業（広東省東莞市）が昨年、中国、インドネシア、ベトナムなどの生産ラインを前年比16.7％増となる計537本まで増設。生産量は同14％増の３億2,600万足となった。また同社生産量の宝成国際グループ全体に占める割合は9.9％以上に達した。
宝成国際の昨年12月連結売上高は前年同月比７％増の207億2,100万元、通年では前年比8.3％増の2,254億9,100万元だった。
