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競争力ランキング低下、金管会の予算凍結


ニュース 金融 作成日:2007年11月2日_記事番号:T00003514

競争力ランキング低下、金管会の予算凍結

 
 世界経済フォーラム(WEF)が先月31日に発表した世界競争力ランキングで、台湾の金融市場成熟度が58位に後退したことを受け、立法院財政委員会は1日、行政院金融監督管理委員会(金管会)の来年度の予算のうち、7,000万台湾元(約2億4,700万円)以上を凍結することを決議した。2日付経済日報が伝えた。

 金管会の胡勝正主任委員は、「今回のWEF)の調査報告は主観的な見方で、評価はそれほど正確なものではないが、謙虚に検証を行いたい」と述べた。

 このほか、同ランキングでは銀行の健全性で台湾は114位に転落した。胡主任委員は「力覇集団のスキャンダルや多くの銀行の公的管理移行、財務危機の銀行に対する増資要求など、外部から見ると銀行業が混乱しているように見えるが、金管会の体質改善要求で外資からは前向きな評価を受けている」と指摘した。