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ライトンITのSSD事業、今年売上高6倍も


ニュース 電子 作成日:2012年2月2日_記事番号:T00035140

ライトンITのSSD事業、今年売上高6倍も

 光ディスクドライブ世界最大手の建興電子科技(ライトンIT)は、3年前に参入したSSD(ソリッドステートドライブ)で既にパソコンの世界10大ブランドのうち4社を顧客としている。廖学福・同社執行長は同事業の今年の見通しについて「大爆発する」と述べ、大幅な成長を遂げるとの見方を示した。証券会社も、同社SSD事業売上高は今年、60億〜70億台湾元(約155億〜180億円)と前年の6倍以上に成長すると予測している。2日付工商時報が報じた。

 タブレット型パソコンやウルトラブックの人気に伴い、SSDの普及が進んでいるほか、昨年タイで起きた洪水により、ハードディスクドライブ(HDD)が供給不足となり、コストの高さにかかわらずSSDの需要が急速に増えた。

 ライトンITは昨年第1四半期にSSDの出荷を開始。その後出荷量は増加を続け、昨年の売上高は10億元余りで同社連結売上高の約5%を占めた。

 なお、昨年の同社連結売上高は2年連続の過去最高を記録。廖執行長は「今年はハーフハイト、薄型、ゲーム機用、車載用の各光ドライブで世界シェアをさらに拡大する」と語った。