ニュース 電子 作成日:2012年2月2日_記事番号:T00035144
瀚宇彩晶(ハンスター)傘下、タッチセンサーの和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)は1日、張文毅董事長が辞任した。辞任理由について張董事長は、当面の任務を終えて疲れを感じた個人的なものだと説明した。新たな董事長は今月中に決まる見通し。2日付工商時報などが報じた。
かつて液晶パネルのカラーフィルターメーカーだったハンスタッチは、ここ2年でタッチセンサー専業メーカーに業態を転換。アップルにタッチパネルを供給する宸鴻集団(TPKホールディング)に製品を納入していたが、TPKは昨年8月、同じタッチセンサーメーカーの達鴻先進科技(CANDO)の筆頭株主となり、タッチセンサーの自社生産も始めた。このためハンスタッチは受注削減に遭い、売上高が落ち込んでいた。
張董事長はこれについて、昨年下半期はとても苦しかったが、新たな顧客から製品の認証を相次いで受けていると説明。サムスン電子との提携によるアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)タッチパネルの生産が始まっており、サムスン向けの受注によってTPKからの受注削減の穴を埋められるとの見通しを語った。
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