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UMCとファラデー、先進プロセス知財権で協力強化


ニュース 電子 作成日:2012年2月2日_記事番号:T00035146

UMCとファラデー、先進プロセス知財権で協力強化

 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)および同社が出資するIC設計業者、智原科技(ファラデー・テクノロジー)は1日、半導体先進製造プロセスにおける知的財産権(シリコンIP)に関し、協力関係を強化すると表明した。UMCは先進プロセスにおける基礎および特殊な知財権をファラデーに、ファラデーは最適化した一連の知財権をUMCの0.11マイクロメートルから28ナノメートルプロセスに提供し、双方の顧客が各種製品のSoC(システム・オン・チップ)設計スケジュールを短縮できるよう協力する。2日付工商時報が報じた。

 UMCによると、今回の協議でファラデーと合意した知財権の中には、低消費電力に関する基礎的なもの、メモリコンパイラ、標準部品データベース、およびUSB3.0、DDR3、SATA、audio DACなどファラデーの高速インターフェースに関するものを含む。

 UMC半導体知財権研究開発・設計支援処の林世欽処長は、「ファラデーとの協力強化により、今後55ナノ、40ナノ、28ナノ製造プロセスを採用してSoCの設計を行う顧客にさらに利便性の高いサービスを提供できる」と語った。