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就任後に「金持ち税」検討、劉次期財政部長


ニュース その他分野 作成日:2012年2月3日_記事番号:T00035157

就任後に「金持ち税」検討、劉次期財政部長

 財政部長への就任が決まった劉憶如・行政院経済建設委員会(経建会)主任委員は2日、馬英九総統に電話をかけ、「就任後にまず『金持ち税』について研究を進めたい」と述べた。3日付経済日報が伝えた。

 劉氏は「税制は公平正義の原則を達成しなければならず、キャピタルゲイン課税の必要性は全くない」と述べた上で、富裕層への課税を強化するための税制検討に取り組む考えを表明した。

 劉氏は6日に財政部長に就任後、直ちに幹部会議を開き、近隣国の富裕層の納税状況に関する情報収集を指示する一方、財政改革委員会、賦税改革委員会設置の可能性に関する意見聴取を進める考えだ。

 劉氏は「単に金持ちと貧しい人に分けて課税しようというのではない。富裕層の納税問題は、近隣国と比較した上で馬総統に報告を行いたい」と述べた。