ニュース 運輸 作成日:2012年2月3日_記事番号:T00035158
デンマークの海運大手マースクが、3月1日からアジア~欧州航路の運賃を1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり775米ドル引き上げ、現在の2倍とするのに伴い、長栄海運(エバーグリーン・マリン)と陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)も追随するもようで、近く正式に発表するとみられる。陽明海運幹部は「時期や幅は各社で異なる」と説明している。3日付経済日報が伝えた。
証券会社によると、陽明海運は、欧州航路は輸送量が多いため値上げ後は赤字が大幅に縮小しそうだ。また長栄海運は4月から、陽明海運や川崎汽船などで構成されるCKYHアライアンス各社と同航路の運行で関係を強化することで競争力が向上し、大きな恩恵を受けるとみられる。
アジア~欧州航路の運賃は現在1TEU当たり約700~800米ドルだが、海運会社のコストは同1,200~1,300米ドル以上という。世界の主要海運会社はそろって600~700米ドル引き上げて1,300米ドル以上とし、利益計上を図りたい考えだ。
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