ニュース 電子 作成日:2012年2月3日_記事番号:T00035170
国際銅価格、ガラスクロスおよび銅箔(はく)価格上昇を受け、プリント基板(PCB)材料の銅箔基板(CCL)最大手、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)が今月、8〜10%の値上げを実施した。同業の聯茂電子(アイテック)、台光電子材料(エリート・マテリアル)なども追随を決めている。3日付経済日報が報じた。
PCBメーカーからの需要が予想より強い状況を受けて、ガラスクロスメーカーの富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)、建栄工業材料(バオテック)、徳宏工業(グロテック・インダストリアル)など、および銅箔メーカーの金居開発銅箔(コーテック・カッパー・フォイル)は今月約10%の大幅値上げを実施。CCL台湾最大手の南亜プラもこれに続いたことで、CCL業界全体が値上げに動いている。
なお業界関係者は、昨年下半期にCCL価格は9%下落して利益に深刻な影響を及ぼしており、コストの75%を占めるガラスクロスと銅箔が値上がりすれば、粗利益率に7ポイントの影響が出ると値上げの必要性を強調した。
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