ニュース 社会 作成日:2012年2月4日_記事番号:T00035182
3日午前2時ごろ、女性3人とともに台北市内でタクシーに乗ろうとした日本人男性(34歳)が、2月1日から義務付けられている後部座席でのシートベルト着用を運転手(54歳)に促されたものの拒絶。このため運転手が乗車を拒否したところ、男性は腹を立て、運転手を車外に引きずり出して暴行を加えた。運転手は肋骨(ろっこつ)を折り、脳震とうを起こすなどの重症で病院に運ばれ、現在も危険な状態にある。一方、日本人男性は傷害容疑により台北地方検察署で取り調べを受けた後、5万台湾元(約13万円)を支払って保釈された。4日付聯合報などが報じた。
後部座席のシートベルト着用義務化後、初の運転手暴行事件となった(中央社)
検察の調べに対し日本人男性は、宿泊していたホテルまで距離が近かったため、シートベルト着用を拒んだと供述。酒を飲んでいたことや言葉が通じなかったこともあって、言い争いが激化し、暴力ざたに発展したもようだ。
なおタクシー運転手の家族は、この男性に同行していた女性の1人は、台湾で有名な日台ハーフのタレント、Makiyoさんのようだったと語っているが、暴行を加えた男性は、3人の女性は事件と無関係として、実際にMakiyoさんが同行していたどうかは明らかにしていない。
Makiyoさんは4日、昨晩タクシー乗車後すぐにシートベルトを着用したが、言葉の問題などからトラブルになったと認め、謝罪した。
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