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台中港の龍風火力発電所建設、Jパワーが主導


ニュース 公益 作成日:2007年11月2日_記事番号:T00003519

台中港の龍風火力発電所建設、Jパワーが主導

 
 交通部台中港務局は1日、龍風火力発電所投資案に関する一次審査を行い、日本のJパワー(電源開発)が主導し、亜洲水泥(アジア・セメント)と提携して建設に当たることとなった。総投資額950億台湾元(約3,354億円)で、来年半ばに起工、2010年操業開始予定。総発電量は140万メガワット(MW)で、完成すれば台中港は既存の台湾電力台中火力発電所(発電量約470万MW)と合わせアジア最大級の火力発電基地となる。

 同発電所は、台電台中火力発電所そばの台中港南塡方区北側(約80ヘクタール)に、汚染物質の排出を大幅に低減できる「超超臨界」技術を採用した石炭火力発電設備2基を建設する予定。李龍文・台中港務局長は、速やかに審査委員会を成立させ、Jパワーの具体的な投資計画の提出を待って2次審査を行いたいとしている。2日付経済日報が報じた。