ニュース 石油・化学 作成日:2012年2月4日_記事番号:T00035191
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は、中国・浙江省寧波市で計画している第1期拡大投資計画で25億米ドルの投資を計画している。当初計画を一部見直した上で、第1四半期中に経済部投資審議委員会(投審会)に再度申請を行う方針だ。4日付中国時報が伝えた。
第1期拡大投資計画は当初、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)と台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)が中心だったが、見直し後は南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)のビスフェノールAプラントをはじめ、投資案件が追加され、全体で15件前後となる見通しだ。
拡大投資計画のうち、既にエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)プラントには投資認可が下りているほか、高純度テレフタル酸(PTA)プラントの投資申請が既に提出されている。
拡大投資分が完成すると、台プラの寧波石化コンビナートでの売上高は倍増する見通しだ。
台プラは総統選で中台の経済協力拡大を目指す馬英九総統の再選を支持した。業界団体、台湾区塑膠製品工業同業公会(塑料工会)の理事長を兼ねる洪福源・台化総経理は「海外投資を大幅に開放し、台湾と世界をつないでほしい」と呼び掛けた。
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