ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年2月4日_記事番号:T00035192
トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車の3日発表によると、2011年の同社連結売上高は前年比約15%増の859億7,300万台湾元(約2,230億円)、連結税引き前利益は同33.94%増の73億9,900万元だった。販売台数は11万9,000台(市場シェア31.6%)で、昨年は利益と販売台数で過去最高を記録した。4日付経済日報が伝えた。
利益が前年比3割以上伸びたことについて蘇純興・同社総経理は、トヨタ車を台湾で生産する国瑞汽車の全面支援により、需要に合わせた速やかな供給が実現できたことが要因と説明。ただ、昨年は東日本大震災の影響で供給不足に見舞われたため、今年は売上高、利益ともさらなる成長が見込めると話した。なお昨年、トヨタの総代理店で年間販売目標を達成できたのは世界で和泰汽車だけだったという。
今年同社は台湾シェア34%を目指しており、高級車レクサスが成長のけん引役になると期待している。
また同社は、国瑞汽車による組立業務や、子会社の和潤企業と和運租車によるレンタカー事業、金融事業など、新車販売業務以外へ投資が効果を挙げ、利益成長に貢献していると強調した。
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