ニュース 家電 作成日:2012年2月4日_記事番号:T00035193
電子時報のリサーチ部門、デジタイムズ・リサーチは、ニコンの台湾に対する発注台数が第1四半期に前年同期比28.3%増の254万台に達すると予測した。台数では富士フイルムの305万7,000台には及ばないが、伸び率では全ブランドで首位が見込まれる。4日付電子時報が伝えた。
同紙は「高倍率光学ズーム製品の戦略が競合社よりも優れており、ニコンは今年の台湾への発注に期待が持てる」と指摘した。
台湾のデジタルカメラ業者は、日系メーカーのうち、キヤノンはコンシューマー向けデジタルカメラの国産原則を守っているほか、ソニーも海外への生産委託比率は低いと指摘。その上で、ニコンが台湾への生産委託に最も積極的だと分析した。
業界関係者は「ニコンは新興市場向けの低価格機種だけでなく、高倍率光学ズーム、ミラーレス一眼カメラ、デジタル一眼レフカメラなどの高級機種でも過去より積極的だ」と述べた。今年は42倍超高倍率光学ズーム製品へと進出し、台湾メーカーへの発注単価も上昇が見込まれる。
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