ニュース 電子 作成日:2012年2月4日_記事番号:T00035199
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の謝清江総経理は3日、今年のスマートフォン向けチップの出荷量は昨年の5倍に当たる5,000万セットと、証券会社予測の2,000万〜3,000万セットを大きく上回るとの見通しを示した。4日付工商時報が報じた。
謝総経理は、消費者が機能フォン(フィーチャーフォン)からローエンド・スマートフォンへ買い替える傾向は明らかだと指摘。同社は昨年スマートフォン向け出荷で1,000万セットの目標を達成し、今年も急速な成長が見込めると語った。その上で、同社スマートフォン向け出荷は今年第1四半期の時点で800万〜1,000万セットに上り、今後も四半期ごとに増加すると述べた。
また、今年の中国スマートフォン市場は1億〜1億2,000万台規模に達し、ロー・ミドルエンド機種の成長が著しいと予測されている。謝総経理は同市場について、「成長力は非常に強いが価格競争圧力が大きく、スマートフォン向けチップの粗利益率は既に昨年のような高い水準にない」と指摘した。
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