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石油製品価格、値上げ凍結条件の引き下げも


ニュース 石油・化学 作成日:2007年11月2日_記事番号:T00003520

石油製品価格、値上げ凍結条件の引き下げも

 
 2日付工商時報によると、域内石油製品価格は9月以降の上げ幅が15%に達した段階で凍結されることになっているが、行政院の邱義仁副院長は「上げ幅は既に10%を超えているが、市民の心理的圧力が解消できなければ、凍結条件を引き下げてもよい」と述べた。

 また、陳水扁総統は、上げ幅が15%に達した場合の政府の対応について、今後1週間以内に行政院と協議を行う考えを示した。民進党政権は選挙戦略との絡みも見極めながら、難しい対応を迫られそうだ。

 台湾中油は2日夕方、ガソリンとディーゼル油の小売価格を台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)に続き1リットル当たり0.9台湾元(約3.2円)値上げした。上げ幅はほぼ事前予測通りだった。ただ、政府の指導を受け、液化石油ガス(LPG)、天然ガス、工場などで使われる燃料油については、値上げが見送られた。

 新価格(1リットル当たり)は無鉛ガソリンがオクタン価92で30元、同95で30.7元、同98が32.2元、エタノールガソリンが30.7元、スーパーディーゼル油が27.5元などとなっている 。