ニュース その他分野 作成日:2012年2月6日_記事番号:T00035206
行政院主計処の最新調査によると、昨年失業率が最も高かった年齢層は20~24歳で12.71%に達していたことが分かった。台湾全体の失業率4.39%の3倍、経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の約2倍の高さだ。5日付中国時報が伝えた。
25~29歳も厳しい状況にあり、大学院卒以上の学歴や数年間の職務経歴があっても失業率は7%以上だった。
しかし一方で、大手求職サイト、1111人力銀行による昨年末の調査では、新規採用を検討中の企業の91%が人材難を訴えている。社内でポストが空いて新たに採用しようとしても、面接に来る求職者の中に望ましい人材がいないというのだ。
高学歴の若者の高失業率の高さについて1111人力銀行は、▽実力がないのに要求が高い▽学歴の高さと業務上の能力は比例しない▽職務経験が足りない──の3要素が影響して企業の評価が低いためと分析する。
また、同業の104人力銀行は若者の間には就職に当たって▽在学時の専門と産業界の状況の不一致▽本人と企業のタイプ不一致▽報酬の不一致▽価値観の不一致──の「4つの不一致」が就職難の要因と指摘している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722