ニュース 運輸 作成日:2012年2月6日_記事番号:T00035207
毛治国・交通部長はこのほど経済日報のインタビューで、昨年署名した日本との航空自由化(オープンスカイ)協定と同様の協定を中国との間で締結することに関連し、双方が既に意見交換を開始していることを明らかにした。上海や深圳など便数が多くフライトスケジュールが過密な都市を除き、完全に規制を撤廃する方向だが、実現時期については「ある程度時間がかかる」と述べた。6日付経済日報が報じた。
この発言に対し、長栄航空(エバー航空)の聶国維・広報担当は、「中台オープンスカイは必然的な流れであり、業界はその実現を期待している」と述べるとともに、締結実現は早ければ早いほど、開放地点、便数などの制限は少なければ少ないほどよいとの考えを示した。
毛交通部長はまた、台湾側の航空業者に対し、中国中堅都市市場の開拓を希望すると述べた。中国では中堅都市であっても300万~500万の人口を持つため商機は大きいと指摘。上海や北京といった大都市が深夜など不便な時間帯の出発便しか確保できない中、今後は中堅都市の開拓が必須となると語った。
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