ニュース 石油・化学 作成日:2012年2月6日_記事番号:T00035213
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は、世界的な景気低迷に対応し、業績を維持するため、高吸水性樹脂(SAP)や炭素繊維の増産に努めている。5日付工商時報が伝えた。
SAPに関しては、嘉義県新港工場で年1万トンの生産を開始するほか、雲林県麦寮工場で年6万トンの増産を行う。これにより、SAPの年産能力はこれまでの4万トンから11万トンに増加する見通しだ。
炭素繊維は、昨年第4四半期に年1,300トンの増産計画を完了し、年産能力が8,750トンに達した。台プラは現在、世界4位の炭素繊維メーカーで、世界シェア15%をうかがっている。
ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)の相場も堅調で、SAPと炭素繊維の増産がさらに台プラの収益を押し上げる要因となりそうだ。
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