ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年2月6日_記事番号:T00035215
華新麗華(WALSIN)、華栄電線電纜、大亜電線電纜、宏泰電工、台一国際、大山電線電纜、億泰電線電纜などケーブル生産各社は、国際銅価格の上昇を受け、2月の銅材および電線、エナメル線の販売価格の2~5%値上げを決めた。6日付工商時報が伝えた。
国際銅価格は、昨年12月に平均価格7,567.55米ドル、1月には前月比6.29%上昇の8,043.45米ドルとなり、昨年10月以来再び8,000米ドル台を突破した。業界関係者によると、ロンドン金属取引所の銅価格は3日、1トン当たり8,596.5米ドルまで上昇した。市場では中国の金融引き締め対策が緩和したことで、多くの企業が銅の売買による利潤を求めたことや、昨年末に在庫水準が低下したことから銅価格上昇につながったとみている。
億泰の主管は、各社とも増加する原料コスト圧力により、値上げせざるを得ない状況にあると説明した。値上げ幅については、市場とライバル社の動向をみて決めるとしている。
このほか、華栄、大亜、宏泰、台一、大山なども、短期的に銅価格が8,000米ドル以下まで下落する可能性は低いとして、2月に必ず全面的な値上げを行うとしている。
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