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米マイクロンCEO事故死、日台米DRAM産業再編に影響も【図】


ニュース 電子 作成日:2012年2月6日_記事番号:T00035224

米マイクロンCEO事故死、日台米DRAM産業再編に影響も【図】

 米半導体大手マイクロン・テクノロジーのスティーブ・アップルトン会長兼最高経営責任者(CEO、51歳)が3日、飛行機事故で死去したことを受け、市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、同社が経営再建中のDRAM大手、エルピーダメモリと進めている資本・業務提携交渉に影響するだけでなく、日台米のDRAM産業の再編に遅れが生じる懸念があるとの見通しを示した。5日付工商時報などが伝えた。

 マイクロンの提携パートナーである台湾のDRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)や華亜科技(イノテラ・メモリーズ)はアップルトン氏の死に対し、相次いで哀悼の意を表した。その上で、双方の関係には影響しないと強調、マイクロンとエルピーダの提携交渉については、イノテラが「業界の現況から見て統合は避けられない」とのみコメントした。

 アップルトン氏は1983年にマイクロン入社後、さまざまな職務を経て94年から18年間CEOを務めた。後任には、マーク・ダーカン社長兼最高執行責任者(COO)が4日付でCEOに昇格した。