ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

タクシー運転手暴行事件、Makiyoへの反感広がる


ニュース 社会 作成日:2012年2月7日_記事番号:T00035234

タクシー運転手暴行事件、Makiyoへの反感広がる

 3日午前2時ごろ、台北市内でタクシーに乗った東京でバーなどを経営する日本人男性、友寄隆輝容疑者(34歳)がシートベルト着用を拒んだために乗車を拒否されたことに腹を立て、運転手を暴行して大けがを負わせた事件で、同行していた日台ハーフのタレントMakiyo(本名・川島茉樹代、27歳)さんがうその証言をしたり、責任を回避する態度を見せているとして、インターネット上などで強い反発が起きている。Facebook(フェイスブック)では「反Makiyo」サイトが立ち上げられ、7日午後2時時点で20万人近い賛同者を集めている。7日付蘋果日報などが報じた。


同乗していたMakiyoさん(右)ら女性タレント3人は7日そろって謝罪した(7日=中央社)

 Makiyoさんは事件発覚直後に開いた記者会見に濃い化粧とセクシーな装いで登場し、「自分たちはシートベルトを締めていた」「運転手に胸を触られた」などと説明した。しかしその後の検察の調べにより、Makiyoさんはシートベルトを締めておらず、さらに車を降りた後、彼女がタクシーを足でけったため、運転手が警察に通報しようとしたところ、友寄容疑者が頭部をけるなどの暴行に及んだという。これを受けて、運転手の家族はMakiyoさんを名誉毀損で訴えた。

 Makiyoさんは5日、肋骨(ろっこつ)骨折や脳内出血などで少なくとも3カ月の入院が必要とされた運転手を見舞いに訪れた。今回は化粧もせず素顔での登場となったが、運転手の妻から厳しい言葉を受け、号泣しながら謝罪を繰り返した。しかしネット上での批判は止まず、「芸能界を引退しろ」「台湾から出て行け」といった声が噴出する中、Makiyoさんの所属事務所は6日、「タレント活動を無期限に停止する」と発表した。