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商業・サービス業景気信号、12月は「後退」


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年2月7日_記事番号:T00035241

商業・サービス業景気信号、12月は「後退」

 財団法人・商業発展研究院(商研院)が6日発表した、昨年12月の商業・サービス業に関する景気変動指数「商業服務業景気波動指標」は前月比6ポイント減の95ポイントで、景気信号は「安定」を表す「緑」から「後退」を意味する「黄青」に変わった。7日付工商時報が伝えた。

 同指標は、▽証券市場▽労働力・給与▽経営状況──の3要素から成り、昨年12月は証券市場、労働力・給与が前月比1ポイント、経営状況が同2ポイント下がった。


経営状況の詳細を見ると、専門・技術サービス業の売上高、公共バスの輸送量などでポイントが下がったが、歳末セールや尾牙(忘年会)需要が貢献して卸売・小売、飲食業の売上高はポイントが上がった。

 なお行政院経済建設委員会(経建会)が発表する景気対策信号が2カ月連続で「低迷」を意味する「青」となっているが、サービス業は「黄青」のため、商研院は内需関連は産業全体の中では悪くないと判断している。

 1月については、総統選挙が終わって不確定要素が排除されたとともに、春節(旧正月)を迎えて観光業が伸びたとみられることから、12月を上回るとしている。