ニュース 商業・サービス 作成日:2012年2月7日_記事番号:T00035245
台北市内湖区の百貨店、台北日湖生活百貨(レイク・スクエア、旧・徳安生活百貨)が4月で営業を終了することになり、今月10日から閉店セールを実施する。7日付経済日報が伝えた。
閉店は建物の新オーナーとなった興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)が賃貸契約を更新せず、建物を取り壊した上で高級住宅を建設すると決めたことが直接の理由だ。同物件は都市交通システム(MRT)文湖線の内湖駅そばにあり、興富発建設は1坪当たり75万台湾元(約190万円)程度で販売する住宅物件の建設を見込んでいる。
前身の徳安百貨は1992年に開業し、徳安開発が経営に当たってきた。しかし、2004年に近隣の大直地区に複合商業施設の美麗華百楽園(ミラマー・エンターテインメント・パーク)が開業すると、有名ブランドが撤退するなどして客足が伸び悩み、3年連続で業績が悪化していた。
当初建物を保有していた新東陽集団は、06年に建物を元大建設開発に譲渡。その後、宏霖建設、興富発建設へと転売された。
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