ニュース 医薬 作成日:2012年2月7日_記事番号:T00035246
ワクチン製造の国光生物科技(アディミューン)は6日、製薬大手ジョンソン&ジョンソンの子会社クルーセルからワクチン原液を受注したと発表した。アジアの製薬会社で欧州系のワクチンメーカーへの納入は初めてのケースだという。証券会社は、受注額は少なくとも4億~6億台湾元(約10億~16億円)、国光生技の今年の売上高は前年比で2.3倍の増加が見込まれると予測した。7日付経済日報が伝えた。
クルーセルはオランダのインフルエンザワクチン大手で、近年ジョンソン&ジョンソンに買収された。国光生技は昨年からクルーセルと共同で臨床試験を実施しており、既に少量の出荷を開始している。年内にも医薬品認可を取得し大量出荷を開始する。
国光生技の詹啓賢董事長は「国光の技術は世界的にも独走しており、アジアでは日本、韓国、シンガポールなどをリードしている。5年以内にアジアの他社に取って代わられることはないだろう」と述べ、自信をみせた。
一方、現在興櫃市場(未公開株取引市場)に登録されている国光生技の株式上場計画について、詹董事長は「3月か遅くとも4月には決議する」との見通しを明らかにした。
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