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GPSの台湾国際航電、地図情報会社に買収提案


ニュース 電子 作成日:2007年11月2日_記事番号:T00003525

GPSの台湾国際航電、地図情報会社に買収提案

 
 全地球測位システム(GPS)業界2位の台湾国際航電(ガーミン)は31日(台湾時間1日)、欧州地図情報大手のテレアトラスに対し、23億ユーロ(約3,800億円)で買収提案を行った。テレアトラス(TA)をめぐっては、最大手のトムトムも20億ユーロで買収を提案しており、台湾国際航電の買収提案を受け、提示額をつり上げてくる可能性もあるため、買収戦の行方に注目が集まる。2日付経済日報が伝えた。

 今回の買収提案は、宏碁(エイサー)による米ゲートウェー買収(7億1,000万米ドル)の4.5倍に相当する大型案件。

 台湾国際航電によると、買収に向けては、反トラスト法に基づく審査とTA株主の3分の2以上による賛成が条件となる。ただ、買収価格が高すぎるとの懸念から、ナスダックに上場する台湾国際航電の株価は31日、10%の急落を示した。