ニュース 社会 作成日:2012年2月8日_記事番号:T00035258
台北市内でタクシー運転手に暴行を加えて大けがをさせ、傷害罪などの疑いが持たれている友寄隆輝容疑者(34歳)は7日、検察の取り調べを受ける前にメディアに対し深々と頭を下げ、入院中の被害者に対し謝罪の意を表明した。「事件の責任はわたしにある」と述べた上で、同じく傷害罪などの疑いがかけられ、インターネット上などで厳しい批判を浴びている日台ハーフのタレント、Makiyo(本名・川島茉樹代、27歳)容疑者ら事件時に同行していた友人女性3人や日本に罪はないと主張した。8日付中国時報などが報じた。
友寄隆輝容疑者は10秒以上にわたって頭を下げた(7日=中央社)
友寄容疑者は取り調べに対し、事件当時、同行していた友人女性とタクシー運転手が大声で話しているのを聞き、Makiyo容疑者に確認したところ、「もっとスピードを上げて欲しい」との要求を運転手が拒絶したため、口論となっていると知ったと説明。さらに車を降りて料金を支払う際、運転手がMakiyo容疑者の胸を突いた上に大声で怒鳴り、友寄容疑者はこれが自分をののしっていると判断して手を出したと語った。
ただ友寄容疑者は、運転手の背中をけったことは認めたが、報道されているように頭部をけったり、「ばかやろう」などと発言した事実はないと強調した。また報道では、Makiyo容疑者がタクシーをけったとされているがこれについても「見ていない」と語った。
なお、この事件では、自動車大手、裕隆集団の厳凱泰執行長が被害者のタクシー運転手に対し、個人名義で50万台湾元(約130万円)の見舞金を送っていたことが明らかとなった。
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