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聯発科が弱気予測、「Q4は1割減収」


ニュース 電子 作成日:2007年11月2日_記事番号:T00003527

聯発科が弱気予測、「Q4は1割減収」

 
 聯発科技(メディアテック)の謝清江総経理が1日、聯発科の第4四半期売上高が前期比10~12%減少し、粗利益率も1~2%低下すると予測を発表し、証券業界に波紋を広げている。謝総経理によると、第4四半期は携帯電話チップの中国における需要は依然旺盛だが、拡声器(PA)チップ、パネルなど部品の供給不足から成長が抑制され、加えてパソコン用光学式記憶チップや消費性チップも閑散期に入ることから、売上高の減少を招くと見ている。

 聯発科は1日オンライン業績説明会を行った。第3四半期の携帯電話チップの出荷量は予想より好調で、説明会前は、第4四半期の売上高は良ければ10~15%成長、悪くても現状維持と予測されていた。聯発科による意外な弱気予測に、証券アナリストは、「聯発科およびIC設計の関連株に悪影響を与える可能性がある」と語る。2日付経済日報が報じた。