ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

CSCの1月税引前損失、大幅に縮小【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年2月8日_記事番号:T00035272

CSCの1月税引前損失、大幅に縮小【図】

 中国鋼鉄(CSC)は7日、1月売上高は前月比10.2%減、前年同月比16.89%減の164億4,600万台湾元(約430億円)だったと発表した。製品の値下げと春節(旧正月)で稼働日が少なかったことが響いた。一方、税引前損失は7億3,400万元で、前月の41億200万元から大幅に縮小した。8日付蘋果日報が報じた。

 宗志育・同社総経理によると、赤字が続いたのは原料価格が年初に若干下がったとはいえ、製品価格にコストが反映し切れていないためだ。ただ2月には稼働日増で生産量、販売量が増加するほか、原料価格低下などによるコスト減で営業利益も増えると予想。また、3月の販売量は70万トン以上に回復すると予測した。

 一方、CSC傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の1月売上高は前月比5.5%減、前年同月比1.25%増の55億5,600万元だった。中龍の主管は、第2高炉が年末に稼働する予定で、業績への貢献を期待していると述べた。