ニュース 社会 作成日:2012年2月9日_記事番号:T00035289
台湾と中国で使用される中国語は、繁体字(正体字)と簡体字という文字の違いだけでなく、その語彙(ごい)が表す意味にも違いが生じているが、その違いを比較できる辞書サイト「中華語文知識庫」が8日、利用可能となった。9日付蘋果日報が報じた。
同サイトは馬英九総統が第1期目の公約としていた「両岸(中台)共同による辞書の編さん」を実現したもので、中台の学者が協力して編さんした。今後もユーザーが参加して語彙を加えることも可能だ。
8日の供用開始式典に出席した馬総統は、「両岸(中台)は正体字、簡体字と異なる文字を使用しているが一方を放棄すべきというのではなく、並列して交流するのが一番良い」と語った。
また馬総統は、中台で意味の異なる語いを次々と並べて笑いを誘った際、台湾では「ゴマをする・おべっかを使う」を意味する「拍馬屁」が中国では「吹喇叭(ラッパを吹く)」だと紹介した。ただ、台湾で「吹喇叭」は「オーラルセックス」を表す俗語で、それを思い出したのか、馬総統は急に言葉に詰まり会場も緊張感に包まれた。
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