ニュース 政治 作成日:2012年2月9日_記事番号:T00035290
馬英九総統は8日、「両岸(中台)和平という現状を制度化できることを望んでいる」と述べた上で、中台による平和協定を結ばなくても、現状の制度化は可能だとの認識を示した。9日付中国時報が伝えた。
馬総統は「両岸は平和協定を結ばなくても、別の方法で両岸による平和発展の現状を制度化できる」とした上で、「既に締結した16項目の協定も広義の平和協定と言える。平和と発展繁栄の現状を守っていきさえすれば、両岸和平の制度化という目標を既に満たしている」と指摘した。
馬総統は中国との平和協定が将来的な中台統一につながりかねないとする不安感が根強いことに配慮し、平和協定締結論から一歩後退した形だ。馬総統は「両岸による協定は、いずれも平和が前提になっている」とし、中台間のさまざまな協定の蓄積を事実上の平和協定を位置づけることで、世論の批判をかわす構えとみられる。
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