ニュース 運輸 作成日:2012年2月9日_記事番号:T00035293
桃園国際空港と台北・中レキ(レキは土へんに歴)を結ぶ桃園都会区大衆捷運系統(桃園MRT)空港線は来年6月に開通が予定されているが、坑口駅(桃園県蘆竹郷)、大園駅(同大園郷)、横山駅(同)の3駅では周辺の都市開発が進んでおらず、道路も通じていないという状況となっており、地元政府関係者からは開通時に通過駅とすべきとの提案が出ている。9日付聯合報が報じた。
同3駅のうち、特に横山駅周辺の都市開発計画は再来年12月に内政部による審議が行われる予定で、順調に認可を受けたとしてもインフラの整備に2年がかかるため、実際に利用できるようになるのは2017年となる見通しだ。現在同駅の近辺は雑草に囲まれており、連絡道路はなく、農道を使って出入りしている状況だ。
呉啓民・桃園県城郷発展局長は、「交通部高速鉄路工程局(高鉄局)が空港MRTを計画した当初、MRT路線と駅用地のみを考慮し、周辺の開発のことはまったく考えず、すべて地方政府の責任とした」と強調。中央政府が地方政府と協力しなかったことが問題となって現れたと指摘した。
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