ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年2月9日_記事番号:T00035296
民間の鉄鋼最大手、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)の林義守董事長は、上半期のステンレス市場の景気は昨年第4四半期を上回り、下半期も炭素鋼市場の景気が安定すれば、これに伴う形でステンレス市場の景気も上半期より上向くとの見方を示した。9日付工商時報が伝えた。
義聯傘下のステンレス大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)と広州聯衆ステンレスは昨年売上高が予測を下回った。しかし今年上半期に鉄鋼価格が安定すれば、早ければ第1四半期に黒字転換する可能性があるという。
広州聯衆は第2四半期に年産能力16万トンの冷延製品の生産ラインが稼働する予定だ。林董事長は、最近反発しているニッケルの国際相場が安定した上で景気が好転すれば、今年のグループ全体の売上高は前年比10%以上増の約3,300億台湾元(約8,600億円)以上が見込めるとしている。
燁聯と広州聯衆の熱延ステンレスの年産能力は計250万トン、また中台合わせた冷延製品の年産能力は100万トンを超え、中国・太原鋼鉄に次ぐアジア第2位の生産規模を誇る。
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