ニュース 電子 作成日:2012年2月9日_記事番号:T00035303
金仁宝集団の許勝雄董事長は8日、今年通年のグループ全体で売上高400億米ドル突破を目指す考えを明らかにした。特に傘下のノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、携帯電話受託生産、華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)、泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス)の3社が業績成長の大きな原動力になると語った。9日付工商時報が伝えた。
許董事長は、第1四半期は世界的に景気の谷底にあるが、間もなく最悪の状況は脱すると予測。さらに中国における第12次5カ年計画(2011~15年)による内需拡大が台湾の産業全体に恩恵をもたらすと語った。
今年の出荷目標は、コンパルがノートPC、4,800万台(前年比20%増)、華宝通訊が携帯電話1,000万台(同2.8倍)。またブラジル新工場で間もなく出荷を開始する泰金宝は、外付けハードディスクドライブ(HDD)で4,800万台(同2.5倍)を目標として世界シェア50%を狙うほか、HDD向けプリント基板(PCB)の出荷目標を3億枚としている。
証券会社は、金仁宝集団が年間売上高400億米ドルを達成すれば、台湾電子産業において鴻海科技集団(フォックスコン)、広達集団に続き、台湾ハイテク業界で3社目の売上高1兆台湾元(約2兆6,000億円)企業となると指摘した。
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