ニュース 電子 作成日:2012年2月9日_記事番号:T00035309
経営難のDRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は8日、2010年6月時点で51億1,700万台湾元(約135億円)の債務超過に陥っているとする修正財務諸表(10年~11年上半期)を公表した。法令の規定により、プロモスは店頭市場で上場廃止となる。同社株は近く管理銘柄(日本の監理銘柄に相当)となる。9日付蘋果日報が伝えた。
店頭取引を行う証券櫃台買売中心(櫃買中心)は今後、公表された財務諸表に誤りがないかどうか、プロモス、会計士と共に確認作業を進めた上で、行政院金融監督管理委員会(金管会)に報告を行う。プロモス株は早ければ3月下旬か4月にも上場廃止となる見通しだ。
櫃買中心は昨年、資産評価に関する見解の相違から10年第4四半期、11年第1四半期の財務諸表の修正をプロモスに要求していた。しかし、見解の差は埋まらず、プロモスは昨年上半期の財務諸表も期限の昨年8月までに提出できなかった。プロモス株は財務諸表未提出により、昨年9月から売買停止となっている。
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