ニュース 金融 作成日:2012年2月10日_記事番号:T00035323
台湾元対米ドル相場は9日、0.035元上昇して終値が1米ドル=29.495元となり、過去5カ月で最高となった。銀行の為替業務担当者は、「ホットマネーが流入しており、中央銀行が元高阻止に向けた明確な姿勢を示していない中、今後も着実な台湾元高が続く」との見通しを示した。10日付蘋果日報が報じた。
為替業務担当者はまた、世界市場の流動資本は、欧州債務危機に対する懸念や、米国を含め今年は各国で首長選挙があるため、アジアに資金が流入しており、投資ターゲットが限られる中、「台湾の株価上昇と台湾元高は必然の結果」と指摘した。
なお台湾元の対米ドルレートは2月に入って0.422%上昇しているが、韓国ウォンの同期上昇幅0.622%、シンガポールドルの1.01%、タイバーツの0.936%と比べると上げ幅は小さいものとなっている。
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