ニュース 商業・サービス 作成日:2012年2月10日_記事番号:T00035324
高級ホテルの晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)や台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)、国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)が、有機栽培や無農薬の農産物を産地直送で調達、「健康」を前面に打ち出して外食市場で商機を狙う。10日付工商時報が伝えた。
晶華国際酒店は台湾各地から有機栽培の野菜と果物を調達して、傘下の台北晶華酒店(ザ・リージェント・タイペイ)などでジュースやパンの材料などとして提供する。
ルメリディアン台北は台南市の「元気家農場」と協力し、平日はサラダバー、休日は有機食材を使用した料理を提供する。
有機農産物を使用した軽食レストランを開業済みのアンバサダーは館内の広東料理レストランでも有機、無農薬食材を使ったメニューを採用した。
有機栽培、無農薬の農産物は安全性が高い上に栄養価も高いとされるが、通常の食材に比べコストが5~15%高くなる。しかし、消費者の健康への配慮や同業者との差別化を図るため、各ホテルともコスト増加分は自社で吸収し、大幅な値上げは行わない。
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