ニュース 医薬 作成日:2012年2月10日_記事番号:T00035327
台湾大学医学部生物化学・分子生物研究所の林育誼助教授らによる研究チームはこのほど、長寿遺伝子として知られる「活性化プロテインキナーゼ(AMPK)」の作用に2種類のタンパク質が関係していることを世界で初めて突き止め、9日発売の科学誌「ネイチャー」に研究結果が掲載された。10日付蘋果日報が伝えた。
今回の研究は、台大と米ジョンズ・ホプキンス大学医学部が協力して行ったもので、老化のメカニズム解明と抗がん剤開発に向けた画期的な成果となる。
林助教授は「人体で老化に関係するタンパク質には、大きく分けてp300、ヒストン・デアセチラーゼ1(HDAC1)の2種類がある。これらタンパク質は若年期にはバランスを保っているが、年を取るとHDAC1が活性化し、バランスが崩れ、がんや高血圧など老化に関係する病気につながる」と説明した。
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