ニュース 電子 作成日:2012年2月10日_記事番号:T00035331
デジタルカメラ用レンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)は9日、昨年第4四半期業績を発表し、粗利益率が39.73%となり過去最低を記録した。また同期の連結売上高は前期比8.69%減の40億1,200万台湾元(約105億円)、純利益が同33.6%減の11億5,900万元となった。10日付蘋果日報などが伝えた。
邱東泉・同社財務長は粗利益率の低下について、売上規模が縮小したことに加え、800万画素レンズの出荷増、ボイスコイルモーター(VCM)搭載レンズの比率上昇を挙げた。また第1四半期は引き続き粗利益率が低下するとの見通しを示したが、証券会社は第2四半期に売上高が上向けば低下は止まると予測した。
なお林恩平・同社執行長(CEO)は第1四半期の売上高を前期比12~13%減と予測。しかし第2四半期から回復に向かい、下半期も受注見通しが明るいため、例年以上の業績が期待できるとの楽観見通しを示した。
現在顧客による認証待ちの1,300万画素レンズは早ければ下半期に出荷を開始するほか、台中市精密機械科技創新園区の新工場は第3四半期に試験生産を始める予定だ。
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