米プロバスケットボールリーグＮＢＡ初の台湾系選手で、ニューヨーク・ニックス所属のジェレミー・リン（23・林書豪）は11日の対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦に出場し、第４クオーター残り4.9秒で勝ち越しフリースローを決めるなど20得点、８アシストの活躍を見せ、チームの５連勝に貢献した。リンは10日のロサンゼルス・レイカーズ戦での38得点を含め４日の初先発以来、５試合平均26.8得点、８アシスト、4.2リバウンド獲得の快進撃を続けており、東部地区の週間ＭＶＰ候補に名前が挙がっている。13日付自由時報が報じた。
連日の活躍にコーチの信頼も高まっており、ここ５試合の出場時間が平均39分となっているリンは、11日の試合では後半５得点と疲れが見られた。しかしリンは「あまり見栄えの良い試合ではなかったが、最後まで勝利をあきらめなかった」と喜びを語り、最近の活躍については「夢を見ているようだ」と述べた。
