ニュース その他分野 作成日:2012年2月13日_記事番号:T00035346
経済部国際貿易局(国貿局)の統計によると、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に基づくアーリーハーベスト(早期の実施・解決項目)による関税引き下げ対象品目の、昨年の台湾からの輸出額は前年比9.88%増の198億5,300万米ドル、関税の減免額は1億2,262万米ドルだった。今年から対象品目95%がゼロ関税になったため、関税の減免額は大幅に増えると予測される。11日付工商時報が伝えた。
財政部は2010年末、アーリーハーベスト開始1年目の関税減免額は141億台湾元(約370億円)に上るとみていたが、国貿局は「1年目で申請規定を理解していなかったメーカーが多かったことなどから落差が生じたのでは」と説明した。国貿局によると、昨年のECFA利用率は台湾側が20.76%、中国側が20.57%だった。
なおECFAの物品貿易に関する後続協議について卓士昭・国貿局長は、中韓自由貿易協定(FTA)交渉の進ちょく状況を注視していると述べた。台湾が中国に輸出している製品の7割が韓国製品と競合するため、韓国が台湾以上の優遇措置を受けることになれば、少なくとも韓国と同等の措置を求めると話している。
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