ニュース 政治 作成日:2012年2月13日_記事番号:T00035347
台湾の対日窓口機関、亜東関係協会は10日の理事会で、彭栄次会長の辞任を承認し、新会長に元内政部長の廖了以氏を選出した。廖会長の祖母と母親は日本人で、自身も日本語が堪能なほか、日本の事情にも精通している。11日付中国時報が伝えた。
廖会長の祖父、廖西東氏は日本統治時代に台中庁豊原街長(市長に相当)を務め、日本人女性と結婚した。豊原鎮長を3期務めた父親の廖忠雄氏も日本人の血を引く上に、日本留学後に日本人女性と結婚した。このため廖会長は「自分の血の4分の3は日本の血統だ」と話す。
さらに、母方の祖父は台中庁長だった佐藤謙太郎氏で、台中市の名勝、台中公園湖心亭の設計者でもある。
廖会長は2007年11月、当時国民党の総統選公認候補だった馬英九氏と共に日本を訪れた際、「知日派」としての能力が評価されるようになったという。国民党秘書長や総統府秘書長などを歴任した同氏の亜東協会会長就任は、馬総統による日台関係重視の姿勢の表れとも言える。
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